思えば子どもの頃から旅好きであった。小学校に上がる前、母の実家（高知）に行く際、かなり早い時間から駅に行ってホームでその線路のはるか先をじっと眺めていたような子どもであった。とても面倒な子だったことだろう（笑）。その最古の記憶からスタートしたワタクシの旅の記録である。
時刻表を見ながら計画を立てることが大好きな少年で、中学生になった頃には既にあちこちへ鉄道旅に出かけていた。高校になると北海道を始め全国各地に国鉄の周遊券を使い旅に出た。もちろんそれは大学・社会人になっても同じで時間かあればいろいろな場所に出掛けた。格安チケットを使ったのんびり鉄道旅が基本である。
社会人になり、長期の休暇などとても取れそうにない部署だったため海外など行けるはずはないと思っていたのだが（あまり興味もなかったし）、社内のインセンティブでどう言う訳か何度となく旅に出させていただいた。そしてその旅は観光ツアーとは違い「研修旅行」だったために自由度の高いものであり街の散策やグルメ等貴重な体験となった。
乗り鉄にとっては夢のチケット5日間の普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」。格安な旅を追求する筆者にとってはこのチケットの発売が毎回待ち遠しくて仕方がないのだ。1日あたり2500円程度ではるか先の場所まで行くことが出来る最高の旅の一つである。もちろん理解のできない人も多いのだが（笑）